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バイオ

欧州で活躍のジャズピアニストが夕刊フジ編集局に (夕刊フジ)

オランダ出身ジャズピアニストのマイク・デル・フェーロ来社=6日午後、東京本社(桐原正道撮影)(写真提供 産経新聞社)
【編集局から】

 先頃、国際フォーラムで行われた「東京JAZZフェスティバル」にも出演し、卓越したパフォーマンスで観客を魅了したジャズピアニスト、マイク・デル・フェローが夕刊フジ編集局を訪れました。

 1965年、オランダのアムステルダムに生まれた彼は、9歳の頃よりクラシックのピアノを弾き始め、17歳の時にジャズに目覚めます。以来、演奏者として、また作曲者としてヨーロッパを中心に活躍を続けています。

 これまで91カ国もの国々を精力的に飛び回り、各地で高い評価を獲得。そんな彼が最も大事にしているのは“世界の人々との繋がり”です。

 「僕はミュージシャンとして音楽を通じて観客の人々と喜びを共有したい、と思っている。国や文化は違っても、それを乗り越えて繋がっていたいんだ」

 国内情勢が不安定なアフガニスタンにも2度訪問。たとえ演奏が困難な場所であっても、彼の信念は揺るぎません。

 「どの国も99・99…%の人はとても良い人たちだよ」

 今年末には母国オランダで新譜を発表、日本では来年に発売される予定。これまで世界中を巡った経験を集大成として3部作にまとめるそうです。

 今後の来日の可能性について質問すると「日本はとても素晴らしい国。1年に1度はぜひ戻ってきたいね」と笑顔で答えていました。(磯西 賢)

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